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地鎮祭・上棟式◆富士見の地鎮祭・上棟式

地鎮祭・上棟式

家を建てるときに、気をつけなければならないのは、何も科学的・技術的なことばかりではありません。

地鎮祭と上棟式って何?

みなさん地鎮祭や上棟式という言葉を聞いたことがあると思います。

日本で家を建てる場合、地鎮祭・上棟式のことを、まったく考えない施工業者はないと思います。

地鎮祭や上棟式に何の意味があるのか?
と、お思いの方もあるでしょうが、参加してみると、襟がただされる思いがしました。
私は、地鎮祭や上棟式は単なる形式ではなく、とても意味のある儀式に感じました。

これから、家という家族の思いが詰まった大切な空間、これから家族の思い出をいっぱい詰め込む大切な場所をつくるのです。

地鎮祭や上棟式で何を祈願するのか、精神性は非常に大切なのではないでしょうか。

構造計算書を偽装するような人たちは、地鎮祭や上棟式で、何を祈り、建物にどんな思いを込めるのか忘れてしまった人たちなのではないでしょうか。

そんなわけで、意外に重要なふたつの儀式、「地鎮祭」と「上棟式」についてちょっと調べたのでそれについて書きます。

地鎮祭とは

地鎮祭とは、新築の工事着工前に、その土地をお祓いし、工事の安全と建築後の家内安全を祈願するものです。

都心でも、ビルとビルの空き地が、竹で囲ってあるときありますよね。
あれです。

施主が用意するもの

本来、施主が用意するのものに、

1 神酒 1升
2 米 1合
3 塩 1合
4 海のもの
・・・
鯛か出世魚1尾頭付 またはスルメ3枚 昆布1袋など
5 野のもの
・・・
できるだけ季節のもの 野菜5種類 くだもの2種類根野菜(大根、人参、さつまいも等)できれば葉っぱ付
           葉野菜(白菜等、ほうれん草)くだもの(リンゴ、バナナ、梨、オレンジ、ぶどう等)
  
6 かわらけ(さかづき)
があります

このほかに、神主さまにお渡しする初穂料があります。

施主以外の関係者が用意するもの

工務店、あるいは神主さまが

机、三宝、御幣、縄長さ四方角、竹 4本、 スコップ 1本、 鍬 1本、 杭 4本、 盛り砂

を用意します。

地鎮祭スタート

このような分担が通常のようですが、私たちの場合、住まいと建築現場が離れていて、用意が困難のため、すべて、不動産業者のSさんにお願いしました

神主さまによる神事が始まりました。何を言っているのかわかりませんが、儀式のなかで、私たち施主や施工業者が参加するところが、ふたつあります、と聞かされていたので、緊張しながら必死に聞き取ってました。
でも、なんてことはない。神主さん、ちゃんとわかることばで入るところ教えてくれました。
よかった、よかった。

施主も参加するところというのは、「鍬入れの儀」と「玉串奉天」です。

鍬入れの儀

鍬入れの儀は、式のなかで、施主と施工者が鍬入れを行います。
最初に施主が、神主さまより鍬を受け取り祭壇に一礼します。
そして、神前に用意された砂盛りに、「エイ、エイ、エイ」と声を出して鍬を3回打ち込みます。

最後に神前で一礼して鍬を神主さまに渡し下がります。


その後、施工者が続くのですが、簡単そうに見えて、「エイ、エイ」と威勢よく声を出すのは恥ずかしさもあって、案外難しいものです。
業者の方たちはやはり慣れたもので、勇ましく、格好良くやってました。

玉串奉天

玉串奉天は、神前に参列者全員が玉串を捧げます。

玉串は榊の小枝にシデという紙片をつけたもので、神主さまが1本づつ手渡してくれます。


軽く一礼後、まず右手で枝の方を持ち、左手で葉のあたりを下から支えながら神前へ進みます。
神前で軽く一礼した後、玉串を時計回しに、枝の本(モト)を神前へ向け供えます。
一歩下がって、二拝二拍手した後もう一度拝をします。
神主さまと参列者の方に、軽く一礼して下がります。

やはりこのふたつにも、地方によって、色々なやり方があるようですが、神主さんなり請負業者なりが適宜やってくれると思います。

地鎮祭は、建築前の儀式です。
地鎮祭の後、基礎工事へと入っていきます。

上棟式

上棟式とは、建物の守護神と匠の神を祀って、棟上げまで工事が終了したことに感謝し、無事、建物が完成することを祈願する儀式です。

建前とも棟上げとも呼ばれます。鉄筋コンクリート造では躯体コンクリートの打ち込みが終了したころ行うそうです。


魔よけのための幣束(へいそく)を鬼門に向けて立て、四隅の柱に酒や塩、米などをまき、天地四方の神を拝みます。 現在は、少なくなっているようですが、

地域によっては、餅やお金(硬貨)をまくところもあります。
同時に棟札に上棟年月日、建築主などを書き、棟梁が一番高い棟木に取り付けます。
本来は、棟梁自身が建物が完成するまで、災いが起こらないように祈願するものだったのですが、現在では施主が工事関係者に気持ちよく仕事を進めてもらうための、もてなしの意味が強くなっていて、簡素化、省略化される傾向にあるようです。

私たちの場合、施工者の棟梁が、工事に携わる人を呼んで、別のところで宴席を設けるのが慣わしらしく、人数分の酒代を棟梁に渡しました。
結果的に、建築が始まると、私たちはかなり意見を言わせて、取り入れてもらいました。
そのとき、棟梁は気持ちよく受け入れてくれました。
話を聞いた上で、「それはできる、それは無理」と的確に応えてくれました。
それは、腕だけでなく、人物も超一流、最高の大工さんだったので、それができたのですが、職人さんも人間です。
第一印象はよいほうが、気持ちよい人間関係は作りやすいと思います。

上棟式は、施主と業者のアイスブレイクの役割もあるようです。