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バーベキュー・アウトドア料理◆バーベキュー・アウトドア料理の強い味方

ダッチオーブン◆バーベキュー・アウトドア料理

もうすっかり一般的になった感がありますが、ダッチオーブンはご存知ですか?
アウトドアでも簡単に美味しく料理をしてくれる魔法の鍋です。

バーベキュー・グレードアップ計画アウトドアの名料理人?

アウトドアといえば、バーベキュー 私たちも以前はそうでした。
肉でも野菜でも切って焼くだけのバーベキューです。
もちろん、そんなバーベキューも自然の中でやれば、十分楽しくておいしく、気持ちがいいのですが、ダッチオーブンがあると、バーベキューがグレードアップします。

アウトドアで、ダッチオーブンだからこそ楽しめる料理もたくさんあります。
ちょっと大げさかもしれませんが、ダッチオーブンを使ってからは、バーベキュー・アウトドアの楽しみは、さらに大きく深くなりました。
ダッチオーブンは、私たち家族にいつも幸せをもたらしてくれます。

ダッチオーブンとは?

鉄製の鍋です。
アメリカ開拓時代に、カウボーイが使っていた、アウトドア料理用の鍋です。
ただ一言で鍋といっても、ダッチオーブンはそこいらの鍋とは一味も二味も違います。

ダッチオーブンの魅力として、よく言われるのは、まず、「焼く・炒める・煮る・蒸す・揚げるなど、あらゆる料理がこれひとつでできてしまう」ということです。

しかし、私から言わせれば、それらは単なるダッチオーブンでできることであって魅力でも何でもありません。

人間でいえば、高収入・高学歴みたいなものです。
高収入や高学歴というのは、その人の利点や特長であって、魅力でもなんでもないですよね。
単なる、平均以上の特徴に過ぎません。
そんなことなら、工夫次第でダッチオーブンでなくても、作ることはいくらでもできるのです。

独断と偏見で言わせてもらいます。
ダッチオーブンの魅力は以下の3つです。

h3>『見た目』

ルクレーゼの鍋を、可愛く美しく食卓を飾る、花のような、貴婦人にたとえるならダッチオーブンは、無骨で、無駄のない、男が惚れる男のたたずまいがあります。
きれいに飾った、ヨーロッパの社交界のような食卓には、ちょっと浮いてしまいますがアウトドアでは、ひときわ大きな存在感を示します。

これほど自然の中での食事が似合う鍋は、他にはないでしょう。

『重さ』

ダッチオーブンにはいくつか種類があります。
一番メジャーな12インチで、蓋も入れて総重量9kgです。
食材が入ったら、10kgはすぐに超えてしまいます。
とてもじゃないが、女性が扱うには重過ぎます。
ダッチオーブン料理は、男の独壇場。
大黒柱の権威復活です。

『手入れが面倒くさい』

まず、買ってきてすぐに使えるわけではありません。
シーズニングと呼ばれる「儀式」が必要です。

さらに、使った後も、残った料理を鍋に入れたまま、朝温めなおして食べるなんてことはできません。
そんなことしたら、錆びてしまいます!
残った料理は、その日のうちに違う器に移しかえて、ダッチオーブンは洗わないといけません。

そして、洗うときは、洗剤はNG。
鉄のタワシも避けたほうがいいでしょう。
東京フレンドパークのダーツでもらえる、普通のタワシで、ゴシゴシ水で洗うのです。
その分、自然に優しいのです。

そして、しまうときには、必要であれば、油を薄く塗っておきます。
蓋は、ぴっちり閉まらないように、割り箸をはさんでおきます。
湿気ないよう、中に新聞紙を丸めて入れておきます。

鍋ひとつに、こんなに面倒くさい儀式が必要なのです。
結構面倒くさいです。でも、それが楽しかったりします。

ダッチオーブンは、利便性を追求して、利用者に媚を売るようなことはしません
自らのよさを前面に出して、勝負しているのです!
料理・食事とは、こんなにも大変だという体験、そして、これほど楽しいのだという体験をさせてくれるのです。
そのような原体験には、とても深い価値があると思います。

利便さによって失われた人間性を取り戻せる気さえします。

ダッチオーブンの魅力

このように、ダッチオーブンには、他にはない魅力があります。
そして付け加えるなら、尚且つ、料理が美味しくできるのです。

美味しい料理ができるから、ダッチオーブンを使うわけではないのです。
あくまでも、ダッチオーブンと楽しく付き合うのが、目的です。
まるで人付き合いのようです。
とても親しい大切な友人です。

ダッチオーブンと過ごす時間が大切なので、あくまでも、料理は、その足跡のようなものです。
ダッチオーブンで遊んでいると、美味しいものができている。
そんな感じです。

ダッチオーブンが作るもの

ダッチオーブンと友人と食事をすると、ダッチオーブンは友人との話題も提供してくれます。
ダッチオーブンで料理をすると、まず最初に、ダッチオーブンの話で盛り上がります。

姿・形・ダッチオーブンにまつわる薀蓄を話してもいいでしょう。

私は、12インチのダッチオーブンを、東京ビックサイトのアウトドアフェアに行って、衝動買いしたのですが、レジから駐車場までが遠くて、遠くて、ダッチオーブンを運ぶのがものすごく大変でした。
「そんなに重いんだったら、返してきたら?」
妻にそう言われながら、真冬だったのに着ていたB3を脱いで、Tシャツ1枚になって、汗ばみながら車までなんとか運びました。
そのお陰で、腕が2cmくらい長くなった気がします。

はじめは妻がアメリカに行ったときに、日本よりも安いので買ってきてもらおうと思ったのですが、インターネットで調べたら、重さが9kgもあことがわかりやめたことがありました。
「あなたでもこんなに大変なものを、よく私に頼もうとしたよね!」
この話をすると、決まって妻に言われますが、それもまた楽しいものです。

ダッチオーブンが作った料理をシェアするまえに、ダッチオーブンが作ってくれた、楽しい時間をシェアします。
料理を始める前から、楽しい時間が広がります。
楽しい会話は、豊かな食事には欠かせません。
ダッチオーブンは、楽しい時間を生み出す天才です。

ひとりが火を起こし、ダッチオーブンの用意をしている間に、他の人は下ごしらえ。
火の準備ができたら、仕込んだものを鍋に放り込んで後は、ダッチオーブンにおまかせ。

おとなはビールを飲みながら、他の料理を作ったり、会話を楽しんだりしています。
子供たちは、そのあたりを走り回って遊んでたりします。
ダッチオーブンひとつで、バーベキューの楽しみが何倍にも膨らみます。
バーベキューの女性参加率もアップです。(統計的裏づけはありませんが・・・)

何度も書きましたが、ダッチオーブンは、下ごしらえをした材料を放り込んで、火にかけるだけで、とても美味しい料理を作ってくれます。

料理だけでなく、とても楽しい時間を作ってくれます。
とても豊かな人間関係を作ってくれます。

クリスマスにダッチオーブンで作るスタッフドチキンは、我が家の定番です。
スタッフドチキンを、我が家の恒例の「お父さんのクリスマスチキン」として、娘のこころに残すのが目標です。
ダッチオーブンは家族の思い出、家庭の温もりも作ってくれます

家族との楽しい時間を

アウトドアでなくても、キッチン用のキッチンダッチオーブンもあります。
忙しくてなかなか自然へ帰れない人は、それだけでも、かなり非日常な気分を味わえます。

ダッチオーブンは簡単に料理が作れます。
失敗しても、それを許せるようにダッチオーブンの存在が取り繕ってくれます。

父親が積極的に家族のために料理をする。
しかも男らしく料理をする。そしてその姿を妻に子供たちに魅せる。

そうすることで、家族の会話も増えます。
ですから、たまにはダッチオーブンの力を借りて、家族のために、何か作ってみてください。
きっと、おいしくてたのしい、上質な時間と美味しい思い出が食卓を飾るでしょう。

ダッチオーブンは使い込むほどに、黒く光っていきます。
私は、思い出の数だけ、黒光りしてくるのだと思っています。

使い込まれたダッチオーブンは、愛着を込めてブラックポットと呼ばれます。
ブラックポットは、自分の分身のようなもの、といいますが、私にとっては、家族の思い出そのものなのかもしれません。

今、家庭の中に必要なのは、家族の絆、そして精神的支柱となる、父親の存在だと思います。

ダッチオーブンでちょっと父親らしいことができると思います。
ダッチオーブンを通して、妻へ、子供へ、不器用な感謝と愛を、伝えてみてはいかがですか?

具体的な行動が、あなたとあなたの家族のこころに何かを残してくれます。
今週末は、ダッチオーブンを買って、シーズニングをしてみてはいかがですか。